人気のモダン仏壇と伝統的な仏壇の特徴
2016.12.20

subimg04最近は仏壇がないという家庭も多くなっています。昔は子どもが結婚して独立する際に親が買うというのが一般的だったようです。しかし、菩提寺があり、その檀家となっている家は少なくなってきており、仏壇は身近なものであるとは言えなくなりました。しかし家族の誰かが亡くなり遺族となった場合には、身近な環境で供養したいと考えるようになる人が多くいます。今は手元供養といわれる写真や遺品などを置き、供養のコーナーを作っている人も多くいます。しかし、故人が旅立った後の幸福を願ったり、供養する場合にはやはり仏壇のほうが適しているのではないかという考え方から仏壇を購入しようという人も多くいるようです。

本来は仏教信仰の対象という意味合いが大きかった仏壇ですが、現在は供養の場としてその意味合いも定着しています。よく見かける仏壇は、昔からあるもので金仏壇、塗り仏壇といわれています。杉や松の木に漆を塗り、金箔で箔押ししています。この伝統的な仏壇の特徴は直置きのものが多く大きさもあるという点です。そのため設置するための広い場所を必要とします。最近の住宅は仏間がないところも多いので、部屋の広さなどをよく吟味する必要があるでしょう。また、伝統的な仏壇はそのデザインからも和室に置くほうがふさわしいといえます。住環境の変化に伴って、和室がない住宅も多くなっている現在では、伝統的な仏壇よりも置く場所を選ばないものを選ぶ人のほうが多くなっているようです。

最近特に多く販売されているのが、棚やタンスの上に置くこともできるコンパクトなタイプです。和室でなくても洋間に置いてもおかしくはない現代的なデザインの仏壇は総称してモダン仏壇とも呼ばれています。人気のモダン仏壇の特徴は小型で洋風のインテリアにもよく合うデザインとなっていることです。インテリアとしても充分に通用できるしゃれたデザインのものが多いので、家具を選ぶような感覚で探すことができるようです。仏壇店などを訪れ購入する前には、置く場所だけは必ず決めておく必要があります。そしてその場所の寸法を測って行くことを忘れないようにする必要があります。小型のものが増えているとはいえ、その大きさはある程度の場所が必要です。また、重量もかなりあるので、しっかりとしたものの上に置くことが求められます。また、直射日光が当たったり、湿気の多いところも避けるようにしたほうが良いでしょう。そして、家族が集まりやすく、毎日の供養がしやすいところに置くということも必要です。

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